All The Things She Said
これ笑ったな。「連行」て。
だけど「赤の広場」で「連行」されるって何かカッコ良い気もする。
今の若いコにはピンと来ないだろうけど、
オジさんの若い頃にはロシアはソ連と呼ばれていてのう、
アメリカと敵対していたのじゃよ。
ゴルバチョフになって少しはマシになったけど、
ブレジネフはホント悪そうな顔してたものよ。
(や、別に悪い人じゃないんだけど)
僕は米軍基地のある街で育ったので、
小学生のときはソ連からいつ核兵器が飛んでくるか、
マジで脅えてたね。
キューバ危機のような大きな衝突はなくても、
間接的にでも米ソの対立は常にあったわけで。
ソ連って「悪の帝国」なんだと思ってた。
だから僕にとって「赤の広場」は、
「悪の帝国」の本丸みたいなイメージで。
そこでギャルたちを集めて無許可撮影って
僕にしてみると衝撃的な出来事みたいな気がする。
時代は変わったんだなぁ…。
アメリカの価値観を世界に押し付け、
それを世界のスタンダード化しようとする動きには、
多くの人が警鐘を鳴らし、拒否反応を示している。
だけど、個人的には、世界には
何かしら共通のスタンダードが必要なんじゃないかとも思う。
これほどロシアが「赤の広場」が近くに感じられたことはないもの。