ブラウエライター

無感動なゴールデンウィーク
この1週間振り返って、いちばん驚いたのは居酒屋で隣の席から「ジャパネットたかたの社長って今年で55歳だってよ」っていう声が聞こえてきたときでした。見えねー。


今日は連休最終日を飾るべく、犬小屋のバリアフリーに挑戦。


僕が小学校4年生のときに我が家へ来て以来、ずっと「世界でいちばんかわいい犬」の座を守り続けてきたうちのパディちゃん(♀)も今年で17歳。昔は好きになった女の子に「じぶん、化粧したらうちの犬がうんこしてるときの顔にそっくりやな」と言っては良く殴られたものですが(誉め言葉なのに!)、最近は老衰からかさすがの容色にも衰えが見られるようになりましたが、それでもまだまだ深田恭子の8倍くらいはかわいいです。足なんか8分の1の細さだもん。


年を取ったせいか、パディちゃんなんか良くこけるんだよね、最近。
犬小屋がちょっと段差あるっていうか、地面から少し高いところにあるんだけど、小屋から出てくるときに良くこけるの。頭とか打って。それがまたかわいいんですけど、まあ、ゴツンとか音して痛そうだし、なんとかしてやろうかなって。


で、日曜大工で小屋の足を削ってやることにしました。月曜だけど。


突然小屋を追い出されたパディちゃんが困惑の表情で僕を眺めたり、日当たりの良い庭で所在なさげにうんこしたりするのを横目にギーコギーコとのこぎりで小屋を削ること1時間。できた、できました。まさに劇的ビフォーアフター。地上から殆ど段差のない素敵な新犬小屋の完成。やべー、俺匠かも。


満足げに自分の仕事を振り返っていた僕の横で親父がひとこと。


「最初に言おうかどうか悩んだんやけど、これ段差が無いってことは雨水とかめっちゃ中に入るんやろね。まあ、今頃言うことちゃうけどなー」


!!
はよ言えよ!全然気付かなかった!来月梅雨だよ!


虚無感に包まれた僕が2時間後新しい犬小屋を買って家に帰ると、庭には新しいうんこがまたひとつ増えていました。んー、世界で一番、かわいい。