All The Things She Said

最初聴いたときは昔流行ったマルティカを思い出して全然ピンとこなかったんだけど、やべー、これはハマりそう。あ、t.A.t.Uの話ね。


僕はアメリカのシングル・チャート・トップ20に入った曲はすべてCDで買うようにしてるので、今日、B2Kと彼女達のアルバムを買いにいったんだけど、もう日本でも大プッシュなのね。MTVでもガンガン流れてるらしいじゃん。あのキス・ビデオが。


彼女達はロシア人の女の子2人組。アイドルなんだけどちょっと暗いのね。で、曲もレズビアンを題材にしたものだったりしてかなり怪しい。おまけにPVでは、何故か学生服姿でびしょ濡れになって彼女達がキスをする。そして意味不明なパンチラ・ショットあり。はっきりいって何を狙っているのか良く分からない。


サウンドはエレクトリック・ダンス・エロティック・ロリポップって感じ。母国語じゃないせいで英語がたどたどしくてそれが彼女達の怪しい感じに拍車をかけてる。ちょっとエイス・オブ・ベイスっぽさもあるかな。だから日本でも受けてるんだろうけど。


でもそれ以上に感じるのがリンキン・パークの影響。「This is not enough」の2度目のシャウト(電話で唸ってるやつ)なんてまさにチェスターだもの。彼女達も彼らのフォロワーだと言っていいんじゃないかな。リンキンってやっぱ偉大だわ。ちょっと文学系の匂いのする女の子たちの乱れよう。これはエロい。


(ブロンドのくりくりパーマの方の子はハバロフスクにでも置いといて)もうひとりの黒髪のショートの子が可愛い。ちょっとレイチェル・リー・クックに似てたりして。ブックレットの写真は下着姿、CDを収める部分(アレって何て言うんだろう?)の写真は靴とくるぶし。君たちはおじさんを一体どうするつもりなんだ!


5年後には確実にブックオフで100円で投げ売られてるだろうけど、これにハマらない手はないな。